かかとが硬くなってしまってガサガサに
なってしまったり、それが酷くなって
ひび割れを始めて痛くなってしまうのは
かかとが角化症になってしまっています。

 

角化症とはいったい何なのか
どうしてかかとが硬くなってしまうのか
皮膚の仕組みと原因について調べてみました。

 

かかとがガサガサの状態やひび割れて
しまうと毎日の生活が大変ですからね。

 

角化症とは何か

 

かかとが硬くなってしまう症状に
角化症がありますが
そもそも角化症とはいったい何なのか
って思ってしまいます。

 

かかともそうですが皮膚は外的からの
衝撃や刺激から体を守るために
表皮・真皮・皮下組織という3つの
仕組みで出来ています。

 

そして表皮の一番上の部分
皮膚の表面にあるのが角質層なのですが

 

この角質層が硬くなってしまうのが
角化症という症状で色々な場所に
症状は起きるのですがもっとも多く
起こりやすいのがかかとなのです。

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角化症によってかかとが硬くなって
しまったりガサガサになってしまったり
ひび割れを起こしてしまうのです。

 

かかとの角質の仕組み

 

角質層というのは
角質細胞という薄い板状の細胞が
いくつも重なりあっていて

 

その角質細胞と角質細胞の間に
細胞間脂質（セラミド）という油と
NMF（天然保湿因子）というのがあって

 

レンガ状みたいな感じで積み重ねられて
いるのが角質層なのです。

 

うーん難しい言葉が連発して出てきたぞ
って感じになってしまいますが・・・
図で現すとこんな感じですね。

 

 

NMF(天然保湿因子)が水分を吸収したり
蓄えてくれたりして角質層が乾燥して
くれるのを守ってくれている大きな役割
を持っています。

 

角質層は角質が古くなってくると新しい
角質が作られて形成されていくのですが

 

これがターンオーバーと言われる現象で
だいたい28日間の周期で常に
ターンオーバーが繰り返されていって
います。

 

このターンオーバーが正常に繰り返されて
いれば皮膚は健康的で柔らかい状態を
保ってくれているのですが

 

ターンオーバーが乱れてしまうと
古い角質が剥がれ落ちてしまう前に
新しい角質がその上に重なっていって
しまい段々と硬くなっていってしまいます。

 

この現象が角化症の始めりで段々と
かかとが硬くなっていってしまったり
細胞間脂質(セラミド)が少なくなって
いってしまったりして

 

角質細胞と角質細胞を上手くくっつけて
おくことが出来なくなってしまって
角質細胞が飛び出してしまったり
上手く綺麗に重ならない凸凹の状態に
なってしまいます。

 

レンガの積み重ねもそうですが綺麗に
重なりあっていないと出っ張りなどが
出来てしまいますよね。

 

それが皮膚のガサガサに繋がっていって
しまいますし、硬くなってしまって
少しの衝撃でひび割れを始めたりして
いってしまうのです。

 

硬くなってしまう原因は

 

ではいったいどうしてかかとが硬くなって
いってしまうのか角化症が起こってしまう
ターンオーバーの乱れが起きてしまうのか
その大きな原因として

 

・加齢によって
・乾燥によって
・疲れやストレスによって
・水虫によって

 

これらのことが大きな原因となっています。

 

加齢によって

 

加齢によって歳をとっていくことによって
自然と体の色々な場所が老化していって
しまいます。

 

細胞なども老化していき今までは正常に
機能していたものが機能しなくなって
しまいターンオーバーも乱れていきます。

 

乾燥によって

 

次は乾燥によってですが
乾燥してしまう水分が少なくなって
しまうと先程も書いていきましたが

 

角質細胞が上手く綺麗に並ばなくなって
いってしまったりしていきますし

 

土などもそうですが水分が少ない
乾燥した土などは硬くなってしまうのと
同じことで皮膚も硬くなっていって
しまいます。

 

そして角質細胞は強い衝撃や刺激を
受けると壊れてしまい、そこから水分が
蒸発していって抜けていってしまうので

 

それを防ぐ為に新しい角質細胞を作り出して
いってくれるのですが、そうすると
今まで28日周期で行われていた
ターンオーバーが乱れてしまいますよね。

 

まだ古い角質が役目を果たして剥がれる
前に新しい角質が作られて重ねられて
いってしまい

 

それが繰り返されてドンドン硬くなって
いってしまいます。

 

かかとが乾燥してしまう原因については
コチラの記事に詳しく原因や症状が
書いてあります。

⇒かかとが乾燥しやすい原因とは！

 

かかとを乾燥から守っていく方法に
ついてはコチラの記事に書いてあります。

⇒かかとの乾燥を予防していく為には！

 

疲れやストレスによって

 

疲れやストレスがかかとが硬くなって
しまう原因になるの？
って思ってしまいますが

 

実はとても大きく関係していて
まずは疲れや疲労を感じるってことは
それだけ体を動かしているってこと
ですよね。

 

体を動かしているってことは
歩いたり走ったりしてかかとをいつも
以上に多く酷使している状態です。

 

かかとを酷使しているとそれだけ
多くの衝撃や刺激をかかとが受けて
しまっているので角質が壊れやすく
なってしまいます。

 

先ほど書いた新しい角質をドンドン
作らせていっている状態ですね。

 

そしてストレスや疲労によって
ホルモンバランスが正常に働かなく
なってしまったり乱れてしまったりします。

 

そうすると成長ホルモンのバランスも
おかしくなってしまってそれが
ターンオーバーの周期も乱してしまって
上手くターンオーバーが出来なくなって
いってしまいます。

 

角化症で硬くなったかかとを柔らかく
していく方法についてはコチラの記事
に書いてあります。

⇒かかとを柔らかくしていく方法！

 

水虫によって

 

最後は水虫によってかかとなどが
ひび割れてしまう角化型水虫ですね。

 

角化型水虫についてはコチラの記事に
詳しく書いてあります。

⇒意外と気づかない角化型水虫とは！

 

まとめ

 

かかとが硬くなってしまう角化症の原因
とは！ガサガサで割れる
について書いていきました。

 

かかとが硬くなってしまう角化症
その原因となっているのが
・加齢
・乾燥
・疲れ、ストレス
・水虫
などです。

 

これらの原因によってターンオーバーが
上手く出来ない状態になってしまって

 

角質がドンドン積み重なっていって
それが硬くなっていってしまったり
凸凹の状態を作って肌が滑らかでない
ガサガサの状態を作っていきます。

 

硬くなってしまった角質は少しの
衝撃によってすぐにひび割れを起こして
しまうので

 

角化症になってしまったかかとは
ガサガサになってしまったり
ひび割れを起こして痛みを感じてしまう
ようになってしまうのです。

 

辛い角化症を治していき予防して
いく方法についてはコチラの記事
に書いてあります。

⇒角化症を改善し予防するには！